鞠挟(読み)まりばさみ

精選版 日本国語大辞典 「鞠挟」の意味・読み・例文・類語

まり‐ばさみ【鞠挟】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (とう)でできた弓状のもので、まりをさしこむもの。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 紋所の名。一つの円を中心にして、同じ大きさの円でまわりをとり囲み、円でない部分だけを白抜きにした図柄のもの。鞠挟み、三つ鞠挟みなどがある。
    1. 鞠挟@三つ鞠挟
      鞠挟@三つ鞠挟
    2. [初出の実例]「山はこふかき曲物のうち〈本秋〉 惜まるる花に夕日の鞠はさみ〈西鶴〉」(出典:俳諧・大坂檀林桜千句(1678)第八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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