精選版 日本国語大辞典 「鞠挟」の意味・読み・例文・類語 まり‐ばさみ【鞠挟】 〘 名詞 〙① 籐(とう)でできた弓状のもので、まりをさしこむもの。〔日葡辞書(1603‐04)〕② 紋所の名。一つの円を中心にして、同じ大きさの円でまわりをとり囲み、円でない部分だけを白抜きにした図柄のもの。鞠挟み、三つ鞠挟みなどがある。鞠挟@三つ鞠挟[初出の実例]「山はこふかき曲物のうち〈本秋〉 惜まるる花に夕日の鞠はさみ〈西鶴〉」(出典:俳諧・大坂檀林桜千句(1678)第八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例