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鞭毛運動 ベンモウウンドウ

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デジタル大辞泉の解説

べんもう‐うんどう【×鞭毛運動】

鞭毛による運動。細菌では螺旋(らせん)形の鞭毛を回転させ、精子では鞭毛自体を屈曲させて、推進する。

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大辞林 第三版の解説

べんもううんどう【鞭毛運動】

移動・摂食あるいは消化・排出などのために、鞭毛を有する生物体や生殖細胞が鞭毛を動かして行う運動。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鞭毛運動
べんもううんどう

鞭毛の能動的運動をいう。細菌の鞭毛は普通、多数の鞭毛繊維が菌体外で束となり、束全体で螺旋(らせん)波動運動を示す。この運動は、螺旋形をした鞭毛繊維が、螺旋軸を軸として回転することに基づく。回転の原動力は鞭毛繊維と菌体の軸受け型接合部に発生する回転力であるとされる。この回転は反転することがあり、その際、鞭毛繊維束のほぐれを伴うタンブリングtumblingとよばれる複雑な運動がおこり、これにより細菌は遊泳方向を変えることができる。一方、真核細胞の鞭毛はそれ自身の能動的屈曲による平面的または立体的波動運動を示す。同一の鞭毛でも2、3種類の運動型を示すことがある。これにより、複雑な遊泳行動を行うこともできる。真核細胞の鞭毛は繊毛と共通の内部構造をもち、運動機構も基本的には同一と思われる。鞭毛運動により媒質と鞭毛との間に働く力は、おもに媒質の粘性によるもので、水力学的考察によって予測することができる。[馬場昭次]

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