摂食(読み)せっしょく(英語表記)feeding; ingestion

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

有機栄養生物従属栄養生物。→従属栄養)が生きるために食物(餌資源)を体内に取り入れること。摂餌ともいう。有機栄養生物の摂食の方法(→食性)は食物の様態によって草食性肉食性,雑食性などに分けられる。食物には溶存態物質,懸濁態物質,堆積物,餌生物などがある。摂食の量や速度水温,光量,潮汐などの環境条件によって変化し,さらに摂食者の個体の大きさ,年齢,密度などの生理的・生態学的条件によっても異なる場合が多い。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 食物を食べること。特に飼育している動物についていう。

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世界大百科事典内の摂食の言及

【餌】より


[食物としての餌]
 一般に動物は食物という形で必要な栄養を取り込まなければならない。この場合の食物がもっとも基本的な意味での餌であり,餌をとることを摂食(または採食,採餌)という。 何を餌とするかは動物によって異なり,動物を食べるもの(肉食),植物を食べるもの(草食),両方を食べるもの(雑食)などの区別がある。…

【食欲】より


【食欲(=空腹感)および満腹感の意義】
 すべての動物は個体および種族の維持に基本的な学習によらない生得的に備わった本能(食欲,飲欲,性欲など)を有している。食欲は個体の生命維持に不可欠な本能の一つであり,食欲および満腹感の発生によって,動物は摂食量を調節する。健康なヒトや動物は極端に太ったり,やせたりすることはない。…

※「摂食」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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