韓国軍部クーデタ(読み)かんこくぐんぶクーデタ

旺文社世界史事典 三訂版 「韓国軍部クーデタ」の解説

韓国軍部クーデタ
かんこくぐんぶクーデタ

1961年に起こった朴正熙 (パクチョンヒ) らによるクーデタ
5・16クーデタともいう。民衆の四月革命によって李承晩 (イスンマン) 政権は倒されるが,その後成立した民主党張勉 (チヤンミヨン) 内閣は政権基盤が弱体であり,北の脅威に対し危機感をもつ軍部の朴正熙少将らはクーデタを起こした。朴正熙は1963年の選挙大統領となり,以後暗殺されるまで18年におよぶ独裁体制をしいた。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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