音地村
おんじむら
[現在地名]三間町音地
三間川の支流告森川の上流域にあり、南は中間村、黒川村に接する。
近世初期に告森村のうちから分れた村。吉田藩領であった。太閤検地の石高は四四九石、正保検地の石高は六〇八石八合である。
村内の蔭森に白鬚神社があり、祭神は猿田彦神。勧請年代は不明であるが、「吉田古記」によると文明年間(一四六九―八七)に二宮佐渡守が再興、さらに明暦三年(一六五七)九月兵頭喜左衛門が再建している。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
Sponserd by 