日本歴史地名大系 「須之川村」の解説 須之川村すのかわむら 愛媛県：南宇和郡内海村須之川村[現在地名]内海村須ノ川観音（かんのん）岳の西方山麓に位置し、西は内海に面する。内海に迫る山間部と砂嘴の発達したわずかな平地に集落がある。北は内海浦のうちの平碆（ひらばえ）に、南は柏（かしわ）村に接する。慶安元年伊予国知行高郷村数帳（一六四八）の宇和郡の項に「須ノ川村 茅山有」と村名がみえる。宇和島藩領。太閤検地（天正一五年―文禄三年）の石高は六四石で、耕地面積の比率は田八八パーセント、畑一二パーセントであったが、寛文検地（寛文一〇―一二年）では石高が四二パーセントも減少し、田七二パーセント、畑二八パーセントとなっている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
