須弥寺(読み)しゆみでら

日本歴史地名大系 「須弥寺」の解説

須弥寺
しゆみでら

[現在地名]交野市森南三丁目

西山浄土宗、山号円通山、本尊阿弥陀如来。須弥寺縁起(守口市佐太来迎寺蔵)によれば、弘法大師が天長三年(八二六)頃当地に巡錫し草庵を結んだのに始まり、貞観元年(八五九)大安だいあん寺僧行教が宇佐うさ八幡を山城男山おとこやまに勧請したときの警固観音を、同三年この地に安置したという。その後、堂宇が荒廃し、観音像を紛失するが、延久年間(一〇六九―七四)石清水いわしみず八幡宮の神官森宮内少輔公文が当地向山むかいやまに隠棲した際、石清水の宝殿より観音を迎えて再興傍らに真言宗石清水寺を建立したとする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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