須彌の四州(読み)しゅみのししゅう

精選版 日本国語大辞典 「須彌の四州」の意味・読み・例文・類語

しゅみ【須彌】 の 四州(ししゅう・しし)

  1. 須彌山四方にあるという四つの州。仏教で説く世界観では、須彌山をめぐって九山と八海があり、その最も外側鉄囲山にかこまれた海中に、東勝神州、南贍部州、西牛貨州、北倶盧州の四州があり、人間は南贍部州に住んでいるという。
    1. [初出の実例]「先天上の五衰より、須彌の四洲の様々に、北洲の千年つひにくちぬ」(出典:光悦本謡曲・楊貴妃(1470頃))

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