須衛都久神社(読み)すえつぐじんじや

日本歴史地名大系 「須衛都久神社」の解説

須衛都久神社
すえつぐじんじや

[現在地名]松江市西茶町

宍道湖大橋の北詰に鎮座する。主祭神は伊弉冊尊・素盞嗚尊。旧県社。「出雲国風土記」の島根郡須衛都久社に比定される。「出雲国風土記鈔」に「松江城下の氏神にして、今の末次大明神則ち是なり」(原漢文)とあり、中世に紀州熊野神を勧請合祀したといわれることから、「雲陽誌」に熊野権現とみえる。もと亀田かめだ山にあったが、堀尾吉晴の松江城築城に先立って慶長一一年(一六〇六)頃にちや町内の元権現もとごんげん(「雲陽大数録」に町名がみえる)に遷座、延宝二年(一六七四)の大洪水により社殿が破損し、翌年現在地に移転して社殿を造営したという(松江市誌)「雲陽誌」によると、末次熊野大神の祭祀の前日には島根郡朝酌あさくみ郷から神供の水を酌んで御飯を炊く古例があり、今に至っても絶えないとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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