頑民(読み)ガンミン

デジタル大辞泉 「頑民」の意味・読み・例文・類語

がん‐みん〔グワン‐〕【頑民】

道理をわきまえず、人の言うことを聞き入れない人民
「之を悦ばざるの心は彼の―に異なることなし」〈福沢文明論之概略

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精選版 日本国語大辞典 「頑民」の意味・読み・例文・類語

がん‐みんグヮン‥【頑民】

  1. 〘 名詞 〙 他からの働きかけに対してかたくなに動こうとしない民衆。物の道理をわきまえない民衆。
    1. [初出の実例]「殷の頑民どもは何のかのと云ふとも、夫は道理のあった処を知ぬ故に頑民也」(出典:湯武論(1718))
    2. [その他の文献]〔書経‐畢命〕

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普及版 字通 「頑民」の読み・字形・画数・意味

【頑民】がん(ぐわん)みん

頑迷な民。〔書、多士り、殷の頑民をす。王命を以て誥(つ)ぐ。

字通「頑」の項目を見る

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