頓原町（読み）とんばらちよう

日本歴史地名大系

頓原町
とんばらちよう

• 島根県：飯石郡
• 頓原町

面積：一二四・四六平方キロ

飯石郡南部に位置し、南東部に中国山地の大万木（おおよろぎ）山（一二一八メートル）・草（くさん）峠（九四一メートル）・草（くさ）ノ城（じよう）山（九七六・四メートル）・琴引（ことびき）山（一〇一三・六メートル）の連峰、西に三瓶山をひかえた東西に細長い高原状の町。標高は平均四一〇メートルで、頓原地域は傾斜が緩く、志々（しし）地域は急峻。東は吉田（よしだ）村・広島県比婆（ひば）郡高野（たかの）町、南は赤来（あかぎ）町、西は邑智（おおち）郡邑智町・大田市、北は掛合（かけや）町・簸川（ひかわ）郡佐田（さだ）町に接する。頓原地域を西流する頓原川は赤来町の来島（きじま）湖で神戸（かんど）川に合流、同川は志々地域を北流する。東部を国道五四号、西部の神戸川に沿って国道一八四号がともに南北に走り、山陰・山陽を結んでいる。

出典　平凡社「日本歴史地名大系」