領納(読み)りょうのう

精選版 日本国語大辞典「領納」の解説

りょう‐のう リャウナフ【領納】

〘名〙
① 物や金を受け納めること。収。受領
※東南院文書‐天平宝字元年(757)一二月八日・造東大寺司牒「右、在彼国産業所帳、依数領納如件」
太閤記(1625)九「濃、尾、三、三ケ国を領納せらるべく」 〔梁書‐海南・狼牙修国伝〕
② 意見や考えを受け入れること。了解すること。納得すること。領収。
※東大寺文書四ノ一二・東京大学文学部所蔵文書‐弘安二年(1279)正月日・東大寺学侶等越訴状案「見・見綿已本式也。縦雖高納、不領納之由、学侶群参之時、令申了」
※古活字本毛抄(17C前)一「首序にかくに依て詩の心を領納するぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「領納」の解説

りょう‐のう〔リヤウナフ〕【領納】

金品を受け取り納めること。領収。受領。
意見などを受け入れること。
中将の君の―したる躰なり」〈花鳥余情・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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