デジタル大辞泉
「頭でっかち」の意味・読み・例文・類語
あたま‐でっかち【頭でっかち】
[名・形動]
1 からだの他の部分に比べて、頭が大きいこと。また、そういう人や、そのさま。あたまがち。
2 上の部分が下の部分に比べて、ふつりあいに大きかったり多かったりすること。また、そのさま。「頭でっかちの花瓶」「頭でっかちな組織」
3 知識や理論が先走って行動が伴わないこと。また、そういう人やそのさま。「頭でっかちな若者」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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あたま‐でっかち【頭でっかち】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )
- ① 頭が体のほかの部分に比べて大きすぎること。また、そのさま。あたまがち。転じて、上部が下部に比べてふつりあいに大きいこと、さまにもいう。
- [初出の実例]「紅白に染めわけた頭でっかちの万燈のさきに」(出典:銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉前)
- ② 理屈ばかりで実際的なことはよく知らないこと。頭でだけ知っているさま。
- [初出の実例]「もっと我々の時代に近くなって現れたナポレオンを彼と比べれば、頭でっかちに感じられる」(出典:シェイクスピア(1952)〈吉田健一〉アントニイとクレオパトラ)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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