頭字(読み)カシラジ

デジタル大辞泉 「頭字」の意味・読み・例文・類語

かしら‐じ【頭字】

語句文章人名などの、初め文字
頭文字かしらもじ1」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「頭字」の意味・読み・例文・類語

かしら‐じ【頭字】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 詩歌、文章、字句名前などの初めにある文字。
    1. [初出の実例]「歌のかしら字をいふては何とで有うぞ」(出典:虎寛本狂言・八幡の前(室町末‐近世初))
    2. 「お名はこなたさまのかしら字(ジ)新左衛門さまをかたどり、新太郎さま」(出典浮世草子・好色一代女(1686)五)
  3. かしらもじ(頭文字)
    1. [初出の実例]「それでもgの字はじゃくそんの頭字(カシラジ)ですから」(出典:露団々(1889)〈幸田露伴〉一七)

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