頻数(読み)ヒンスウ

精選版 日本国語大辞典 「頻数」の意味・読み・例文・類語

ひん‐すう【頻数】

  1. 〘 名詞 〙
  2. たび重なること。また、多くの回数や度数。
    1. [初出の実例]「脈搏は恐るべき頻数をうってゐた」(出典:母代(1939)〈舟橋聖一〉)
    2. [その他の文献]〔梅堯臣‐和永叔内翰戯答詩〕
  3. 統計学で、度数のこと。

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普及版 字通 「頻数」の読み・字形・画数・意味

【頻数】ひんさく

しきりに。宋・梅尭臣〔永叔(欧陽脩)内の戯答に和す〕詩 賢豪(けんがう) 能く客をして樂しましむ (すなは)ち歸りて面に膏(あぶら)し、髭鬚(ししゆ)を染めん 今より宴會應(まさ)に數なるべし

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