頼賢(読み)らいけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「頼賢」の解説

頼賢 らいけん

1196-1274* 鎌倉時代の僧。
建久7年生まれ。真言宗醍醐(だいご)寺の成賢(せいげん)について出家,伝法灌頂(かんじょう)をうけ,のち意教流をはじめた。高野山安養院に隠遁,同山実相院をひらく。晩年は4代将軍九条頼経にまねかれて鎌倉へおもむいた。文永10年12月7日死去。78歳。京都出身。字(あざな)は尊円。通称は蔵人阿闍梨(くろうどあじゃり)。号は意教。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android