顔パス(読み)カオパス

デジタル大辞泉 「顔パス」の意味・読み・例文・類語

かお‐パス〔かほ‐〕【顔パス】

地位権力などを利用して、無賃乗車無料入場をすること。また、警戒厳重な会議場などで、警備係と顔なじみになり身分証を提示せずに入場すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「顔パス」の意味・読み・例文・類語

かお‐パスかほ‥【顔パス】

  1. 〘 名詞 〙 ( パスは[英語] pass 「定期券」の意 ) 地位や権威立場などを利用して、公式には認められていないのに、交通機関無賃乗車したり、催しものなどに無料入場したりすること。
    1. [初出の実例]「どの古書籍即売会でも顔パスで通れた」(出典:青い月曜日(1965‐67)〈開高健〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む