最新 地学事典 「風衝砂礫地」の解説
ふうしょうされきち
風衝砂礫地
wind-beaten bare ground
強風によって植生が失われ岩屑に覆われた斜面。強風砂礫地とも。日本では高山に多く出現し,風背側の斜面に深い積雪を見ることがある。砂礫地では凍結破砕作用やソリフラクションによる礫の生産・移動が見られる。この結果,構造土やソリフラクションローブなど周氷河現象による微地形が形成される。なお,高山のみならず標高1,000m程度でも冬季の風速・地温・気温など条件が揃うことで植生が失われ砂礫地となることがある。
執筆者:瀬戸 真之
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

