日本歴史地名大系 「風袋町」の解説 風袋町ふるたいまち 香川県:丸亀市丸亀城下風袋町[現在地名]丸亀市風袋町城の北側、外郭外側の町人町地域南東端に位置する。北から西は瓦(かわら)町と葭(かや)町、東は水路を挟んで鵜足(うた)郡土居(どい)村、南は外堀を挟んで一番丁。「西讃府志」の町人町一七町には入っていない。万治年間(一六五八―六一)の城下図では南端部に足軽屋敷、北側地域は畑と記される。京極氏入封のとき譜代の御家人を置いたことから町が形成されたと伝え、地名も譜代町に由来するという(丸亀市史)。元禄一〇年(一六九七)の城下図には武家屋敷や藩施設が記され、町人町地域の家中町として京極氏時代初期に町が成立したことが知られる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by