風鑑(読み)フウカン

精選版 日本国語大辞典 「風鑑」の意味・読み・例文・類語

ふう‐かん【風鑑・風鑒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 見識。識見。鑑識。特に人物に対する鑑識。
    1. [初出の実例]「器範宏邈、風鑒秀遠」(出典:懐風藻(751)葛野王伝)
    2. [その他の文献]〔晉書‐王導伝〕
  3. 容貌・風采を見てその人の性質を判断すること。人相を鑑定すること。また、その判断。
    1. [初出の実例]「風水、風鑒、望気の術」(出典:十善法語(1775)五)
    2. [その他の文献]〔青箱雑記‐巻四〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android