飛森村(読み)とびのもりむら

日本歴史地名大系 「飛森村」の解説

飛森村
とびのもりむら

[現在地名]金山町飛森

金山三ヵ村の北西にある。本郷薬師やくし(四三六・七メートル)の南西麓に位置し、金山川支流さわ川沿いに耕地が広がる。新田本村鑑は枝郷として西方菅越すがのごえ、北西方の真室まむろ川支流中田春木なかだはるき川沿いの春木をあげる。灌漑用水池などによることが多かった。元和八年(一六二二)の御前帳写では飛森山とみえ、高一五一石余、寛文四年(一六六四)には高一五六石余、うち新田四石余(新田本村鑑)、文化元年(一八〇四)には高三七三石余、うち田方三三九石余、反別四九町一反余、うち田方四三町九反余、同九年には家数四二・人数三一六、馬二二(吉村本村鑑)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android