飯干晃一(読み)イイボシ コウイチ

20世紀日本人名事典 「飯干晃一」の解説

飯干 晃一
イイボシ コウイチ

昭和・平成期の小説家



生年
昭和2(1927)年6月2日

没年
平成8(1996)年3月2日

出生地
大阪府

学歴〔年〕
京都大学法学部〔昭和25年〕卒

経歴
読売新聞社会部記者を経て、作家に。新聞記者時代、15年間にわたって組織暴力団追及に健筆を振るった。著書に「生贄」「仁義なき戦い」「日本の首領」(1〜6)「山口組三代目(野望篇・怒濤篇)」「実録 柳川組の戦闘」「ホテル探偵」、「犯」(共著)などがあり、映画化された作品も多い。また、娘の飯星景子の統一協会に入信から脱会までを描いた「われら父親は闘う」は、話題になった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飯干晃一」の解説

飯干晃一 いいぼし-こういち

1924-1996 昭和後期-平成時代の小説家。
大正13年6月2日生まれ。読売新聞社にはいり,社会部記者として暴力団追及の筆をとる。昭和43年作家に転身。「山口組三代目」「仁義なき戦い」「日本の首領(ドン)」などの実録小説で知られ,そのおおくが映画化された。平成8年3月2日死去。71歳。大阪出身。京大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「飯干晃一」の解説

飯干 晃一 (いいぼし こういち)

生年月日:1924年6月2日
昭和時代;平成時代の小説家
1996年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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