飯森山(読み)いいもりやま

日本歴史地名大系 「飯森山」の解説

飯森山
いいもりやま

日中(につちゆう)集落の北方、山形県西置賜(にしおきたま)郡飯豊(いいで)町との境界に位置し、標高一五九五・四メートル。飯豊山から福島・山形県境に沿って東に延びる同山支脈の東端を占め、南には鉢伏(はちぶせ)山(一五七六・二メートル)、北東には栂(つが)峰(一五四一・三メートル)が連なる。山頂には飯森山権現を祀る飯森山神社がある。山の東面は日中川(上流は大桧沢という)、西面は野辺沢(のべざわ)川の水源地帯で、やがて両川は合流して押切(おしきり)川となり、流域の田地を潤した。古くから水神・作神として押切川水系流域農民の信仰対象となり、また雪形が農作業の目安となったとされる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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