飴粽(読み)アメチマキ

デジタル大辞泉 「飴粽」の意味・読み・例文・類語

あめ‐ちまき【××粽】

《「あめぢまき」とも》色が飴色ちまき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「飴粽」の意味・読み・例文・類語

あめ‐ぢまき【飴粽】

〘名〙 (「あめちまき」とも)
① 粽の一種で、その色が飴に似ているもの。《季・夏》
謡曲嵐山(1520頃)「大口峠うち過ぎて、なほ行く先は橋中のあめぢ牧をもよそに見て」
② (形の類似から) 交趾焼(コーチやき)の壺の花瓶をいう。
随筆・嗚呼矣草(1806)三「交趾(かうち)焼の壺の花生(はないけ)を飴茅巻(アメチマキ)といえるは、形の似たる故なり」

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