餓鬼も人数(読み)ガキモニンジュ

デジタル大辞泉 「餓鬼も人数」の意味・読み・例文・類語

餓鬼がき人数にんじゅ

つまらない者でも、いれば、多少効果があることのたとえ。また、取るに足りない者も多く集まれば、あなどりがたいことのたとえ。
[類語]枯れ木も山の賑わい塵も積もれば山となる水積もりて川を成す滴り積もりて淵となる雀の巣もうに溜まる鼠が塩を引く

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「餓鬼も人数」の意味・読み・例文・類語

がき【餓鬼】 も 人数(にんじゅ)

  1. つまらない人間でも、時には人並みなこともあり、多少の役割は果たすこと。また、多く集まればその勢いも悔りがたくなることのたとえ。
    1. [初出の実例]「おめしには餓鬼も人数ときくからに腰おれながら集を望めり」(出典:狂歌・後撰夷曲集(1672)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む