香具波志神社(読み)かぐはしじんじや

日本歴史地名大系 「香具波志神社」の解説

香具波志神社
かぐはしじんじや

[現在地名]淀川区加島四丁目

祭神は倉稲魂神・保食神・天照皇大神・稚産霊神・埴山姫神・住吉大神八幡大神。古くは「加島の稲荷社」「ごんのかみ」の通称でよばれていた。旧郷社。社伝によれば、天徳三年(九五九)秋、稲荷大神である倉稲魂神・保食神を奉斎したのを創祀とし、「香具波志」の社名は応神天皇の歌「香ぐはし」(「古事記」応神天皇段)に由来するという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android