香山彬子(読み)カヤマ アキコ

20世紀日本人名事典 「香山彬子」の解説

香山 彬子
カヤマ アキコ

昭和・平成期の児童文学作家



生年
大正13(1924)年7月15日

没年
平成11(1999)年10月2日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京女子医科大学〔昭和29年〕卒

主な受賞名〔年〕
講談社児童文学新人賞(第7回)〔昭和41年〕「シマフクロウの森」,サンケイ児童出版文化賞(第14回)〔昭和42年〕「シマフクロウの森」,日本児童文芸家協会賞(第5回)〔昭和55年〕「とうすけさん 笛をふいて!」

経歴
医師を志したが、闘病生活で断念し、児童文学に専念。主な作品に「金色ライオン」「シマフクロウの森」「ぷいぷい島シリーズ」「おばけのたらんたんたん」「ふかふかウサギシリーズ」(全5巻)、テレビ脚本に「オーロラ天使」「ライオンのえりまき」、ラジオ脚本に「山のコダマと白い鹿」。ほかにトウベ・ヤンソン「彫刻家の娘」などの翻訳もある。平成10年作品の原稿挿絵原画など約800点を世田谷文学館(東京)に寄贈

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「香山彬子」の解説

香山彬子 かやま-あきこ

1924-1999 昭和後期-平成時代の児童文学作家。
大正13年7月15日生まれ。病気のため医師の道を断念する。「金色のライオン」,「シマフクロウの森」(昭和41年講談社児童文学新人賞,42年産経児童出版文化賞)で作家として出発動物と人とのかかわりを詩情ゆたかにえがく作品がおおく,ほかに「ふかふかウサギ」シリーズなど。平成11年10月2日死去。75歳。東京出身。東京女子医大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「香山彬子」の解説

香山 彬子 (かやま あきこ)

生年月日:1924年7月15日
昭和時代;平成時代の児童文学者
1999年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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