新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「香川真一」の解説 香川 真一カガワ シンイチ 肩書大分県令,牛窓町長 生年月日天保6年4月6日(1835年) 出生地備前国岡山(岡山県) 経歴岡山藩下士の家に生まれ、嘉永6年藩命により下曽根金三郎に西洋流砲術を学ぶ。ついで岡山藩が房総海岸警備に当ると、安房北条陣屋を担当。慶応元年邑久郡奉行となって功績をあげ、また身を挺して開港説を提唱した。明治元年岡山藩議長、翌年岡山藩権大参事に抜擢され江戸藩邸詰となる。4年岩倉具視に従って欧米を視察、のち伊万里県参事、工部省勧工助、大分県令などを歴任した。12年退官後は牛窓町長などを務め、花筵の輸出など産業振興に尽力、岡山地方財界の重鎮として活躍した。 没年月日大正9年3月 出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「香川真一」の解説 香川真一 かがわ-しんいち 1835-1920 明治時代の官僚,実業家。天保(てんぽう)6年4月6日生まれ。もと備前岡山藩士。明治4年岩倉具視(ともみ)にしたがって欧米を視察。12年大分県令をしりぞいて実業界に転じ,岡山殖産協会会頭や岡山商業会議所会頭などを歴任。岡山地方の産業の発展につくした。大正9年3月8日死去。86歳。本姓は岡。通称は英太郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by