馬場金埒(読み)ババキンラチ

デジタル大辞泉 「馬場金埒」の意味・読み・例文・類語

ばば‐きんらち【馬場金埒】

[1751~1808]江戸後期の狂歌師銭屋ぜにや金埒とも。通称、大坂屋甚兵衛。江戸数寄屋橋両替屋。天明狂歌四天王一人。著「金埒狂歌集」「仙台百首」など。

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精選版 日本国語大辞典 「馬場金埒」の意味・読み・例文・類語

ばば‐きんらち【馬場金埒】

  1. 江戸後期の狂歌師。銭屋金埒ともいう。通称大坂屋甚兵衛。別号滄洲楼。江戸数寄屋橋の両替屋。はじめ元木網落栗連に属し、のち鹿都部真顔らとスキヤ連を結成して、狂歌四天王の一人と称せられた。著「金埒狂歌集」「仙台百首」など。宝暦元~文化四年(一七五一‐一八〇七

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改訂新版 世界大百科事典 「馬場金埒」の意味・わかりやすい解説

馬場金埒 (ばばきんらち)
生没年:1751-1807(宝暦1-文化4)

江戸後期の狂歌師。通称は大坂屋甚兵衛。別号は物事明輔(ものごとあきすけ),銭屋(ぜにや)金埒,滄洲楼。江戸数寄屋橋外数寄屋町2丁目の両替商。天明狂歌四天王の一人。はじめ元木網(もとのもくあみ)の落栗連(おちぐりれん)に属し,のち鹿都部真顔しかつべのまがお)とスキヤ連を結ぶ。編著《仙台百首》《金撰狂歌集》など。〈雪ならばいくら酒手をねだられん花の吹雪志賀山駕籠〉(《万代狂歌集》)。
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「馬場金埒」の解説

馬場金埒 ばば-きんらち

銭屋金埒(ぜにやの-きんらち)

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