精選版 日本国語大辞典 「駄六」の意味・読み・例文・類語 だろく【駄六】 〘 名詞 〙① ( 浄瑠璃「小野道風青柳硯」中の登場人物「鐲鈷(どっこ)の駄六」の名から ) 博徒など、無職の無頼漢。ごろつき。[初出の実例]「棟上の中に駄六も一人見へ」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦九(1759)智一)② 「だろくばり(駄六張)」の略。[初出の実例]「おい兄(あにい)、彌陀六に似た駄六の煙管、贋を知らずについ売ったが」(出典:歌舞伎・繰返開花婦見月(三人片輪)(1874)序幕) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例