駆巡る(読み)カケメグル

精選版 日本国語大辞典 「駆巡る」の意味・読み・例文・類語

かけ‐めぐ・る【駆廻・駆巡・翔廻】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. [ 一 ] ( 駆 ) 走りまわる。かけまわる。あちらこちらとめぐる。
    1. [初出の実例]「河原をあなたこなたへかけめぐる」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)中)
    2. 「武士らかけ廻(メグ)りて、ちかきとなりを召あつむ」(出典:読本・雨月物語(1776)蛇性の婬)
  3. [ 二 ] ( 翔 ) 鳥などが空高く飛びまわる。
    1. [初出の実例]「スノ ウエニ caqemeguri(カケメグリ) コエヲ アゲ、ハヲ モッテ ウツヤウナル フリニテ テキヲ フセガント スル」(出典:信心録(ヒイデスの導師)(1592)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む