騒壇(読み)そうだん

精選版 日本国語大辞典 「騒壇」の意味・読み・例文・類語

そう‐だんサウ‥【騒壇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「騒」は詩歌、風流の意 ) 文学関係をもつ者の社会文人の社会。文壇
    1. [初出の実例]「為春台上主人元出武門、頃登騒壇而将軍旅之陣於詩文之陣」(出典:惺窩文集(1627頃)一)
    2. 「此騒壇の健児にして」(出典:硯友社(1893)〈島崎藤村〉)
    3. [その他の文献]〔宋无‐寄翰苑所知詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「騒壇」の読み・字形・画数・意味

【騒壇】そうだん

詩壇

字通「騒」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android