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 ソウ

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デジタル大辞泉の解説

そう〔サウ〕【騒】

中国文学で、韻文の一体。屈原の「離騒」に由来する名称で、社会や政治に対する憂憤を述べたもの。騒体。楚辞体。

そう【騒〔騷〕】[漢字項目]

常用漢字] [音]ソウ(サウ)(呉)(漢) [訓]さわぐ
さわぐ。さわがしい。「騒音騒然騒動狂騒喧騒(けんそう)物騒
漢詩の一体。「騒体」
文学。風流。「騒客(そうかく)騒人風騒
[難読]潮騒(しおさい)

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世界大百科事典 第2版の解説

そう【騒 sāo】

漢詩の一体。《楚辞》およびその形式や内容を模倣し,その呼称は《楚辞》の代表作である〈離騒〉に出る。韻文形式で助辞の〈兮(けい)〉を用いることが多く,内容はパセティックな悲哀の表明と主君への諷諫を中心とする。ただ安易な作品は〈無病の呻吟〉に陥りやすい。騒体の文学の受容とその特質については《文心雕竜(ぶんしんちようりよう)》弁騒篇に詳しい。後世,騒の概念をより広く用いて,古典的な文学作品を〈風騒〉(風は《詩経》の国風)と呼び,文学者を〈騒人〉と呼んだりもする。

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大辞林 第三版の解説

そう【騒】

中国で、韻文の一体。作者の憂憤の思いを表したもの。屈原の「離騒」にはじまる。
「離騒」のこと。

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