高下古墳(読み)こうげこふん

日本歴史地名大系 「高下古墳」の解説

高下古墳
こうげこふん

[現在地名]国見町多比良 高下

雲仙うんぜん岳の北、栗谷くりや川西側の丘陵先端部にある古墳。鬼の岩屋おにのいわやと通称される。県指定史跡。昭和三三年(一九五八)に発掘調査。墳丘はほとんど失われているが、直径約一八メートル・高さ四メートル以上の規模と推測されている。横穴式石室の内部は床面に平らな割石を立てて並べ、奥壁・両側壁と並行する形で三ヵ所の屍床部分が形成されており、追葬を前提とした築造となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む