高向公輔(読み)たかむこの きみすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高向公輔」の解説

高向公輔 たかむこの-きみすけ

817-880 平安時代前期の僧,官吏
弘仁(こうにん)8年生まれ。延暦(えんりゃく)寺の阿闍梨(あじゃり)。仁寿(にんじゅ)年間東宮(とうぐう)(のちの清和(せいわ)天皇)につかえていたとき,乳母との私通が露見,太政大臣藤原良房(よしふさ)により還俗(げんぞく)させられた。中宮大進(ちゅうぐうのたいしん),式部少輔(しきぶのしょう),次侍従を歴任。従四位下。元慶(がんぎょう)4年10月19日死去。64歳。初名は桑田麻呂。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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