高宮廃寺跡(読み)たかみやはいじあと

日本歴史地名大系 「高宮廃寺跡」の解説

高宮廃寺跡
たかみやはいじあと

[現在地名]寝屋川市高宮

大杜御祖おおもりみおや神社の境内一帯に所在する寺跡。国指定史跡。現在の社殿敷地が西塔跡にあたり、東塔は心礎と北側の礎石の一部が残り、薬師寺式伽藍配置をもつ寺跡としてよく知られてきた。昭和二八年(一九五三)東塔跡の発掘調査が行われ、従来奈良時代後期とされていた創建年代が、出土した屋瓦から奈良時代前期にさかのぼることが明らかとなった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む