高宮廃寺跡(読み)たかみやはいじあと

日本歴史地名大系 「高宮廃寺跡」の解説

高宮廃寺跡
たかみやはいじあと

[現在地名]寝屋川市高宮

大杜御祖おおもりみおや神社の境内一帯に所在する寺跡。国指定史跡。現在の社殿敷地が西塔跡にあたり、東塔は心礎と北側の礎石の一部が残り、薬師寺式伽藍配置をもつ寺跡としてよく知られてきた。昭和二八年(一九五三)東塔跡の発掘調査が行われ、従来奈良時代後期とされていた創建年代が、出土した屋瓦から奈良時代前期にさかのぼることが明らかとなった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む