高松殿(読み)たかまつどの

精選版 日本国語大辞典 「高松殿」の意味・読み・例文・類語

たかまつ‐どの【高松殿】

  1. 京都市中京区姉小路の北、西洞院の東にあった醍醐天皇の皇子源高明の邸宅。のち小一条敦明親王の在所、のち内裏・仙洞となり、近衛天皇後白河天皇居住平治の乱(一一五九)で焼失。高松内裏。
    1. [初出の実例]「たかまつ殿におはしましたれば、たとしへなきことどもおほかり」(出典:栄花物語(1028‐92頃)ゆふしで)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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