高森新田(読み)たかもりしんでん

日本歴史地名大系 「高森新田」の解説

高森新田
たかもりしんでん

[現在地名]豊栄市高森新田

阿賀野川新井郷にいごう川の間の自然堤防上に位置し、南は高森村、西は森下もりした新田。享保期(一七一六―三六)新発田藩による福島ふくしま潟の藩営開発で開拓された。まつさき掘割の中心人物新発田藩中老山庄小左衛門は、その功労に対し、当新田のうちに五町二反余、その年貢米二〇石五斗が与えられた(新発田市史)。元文五年(一七四〇)検地が実施され、田畑合せて八四町三反余、分米三五八石二斗余が確定された(倉島家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android