高湛(読み)こうたん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高湛」の解説

高湛 こうたん

1323-1408 南北朝-室町時代の僧。
元亨(げんこう)3年生まれ。武蔵(むさし)金沢(神奈川県)称名寺湛睿(たんえい)のもとで出家し,真言と律をまなぶ。のち奈良西大寺の覚心から灌頂(かんじょう)をうける。明徳4年(1393)鎌倉極楽寺にはいる。応永7年東大寺戒壇院にうつり,11年西大寺長老となった。応永15年9月25日死去。86歳。号は明印。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android