高瀬武次郎(読み)タカセ タケジロウ

20世紀日本人名事典 「高瀬武次郎」の解説

高瀬 武次郎
タカセ タケジロウ

明治〜昭和期の中国哲学研究家 京都帝大名誉教授。



生年
明治1年12月16日(1869年)

没年
昭和25(1950)年2月9日

出生地
香川県

旧姓(旧名)
佐々木

別名
号=惺軒

学歴〔年〕
東京帝国大学文科大学漢文科〔明治31年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔明治38年〕

経歴
大学院で支那哲学を専攻し、東京帝大講師などを歴任。明治40年京都帝大助教授に就任。44年から3年間中国に留学し、帰国後の大正4年教授となる。昭和3年御講書始漢書進講となり、4年定年退官し、以後立命館大学専門部文学科部長に就任。著書に「支那哲学史」「陽明学新論」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高瀬武次郎」の解説

高瀬武次郎 たかせ-たけじろう

1869*-1950 明治-昭和時代の哲学者
明治元年12月生まれ。40年京都帝大助教授となり,中国留学をへて大正4年教授。のち立命館大文学部長などをつとめた。陽明学の研究で知られた。昭和25年2月9日死去。81歳。讃岐(さぬき)(香川県)出身。東京帝大卒。旧姓は佐々木。号は惺軒。著作に「支那哲学史」「日本之陽明学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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