高臥(読み)コウガ

デジタル大辞泉 「高臥」の意味・読み・例文・類語

こう‐が〔カウグワ〕【高×臥】

[名](スル)俗世間を離れ、心を高く持って、山野などでひそかに暮らすこと。

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精選版 日本国語大辞典 「高臥」の意味・読み・例文・類語

こう‐がカウグヮ【高臥】

  1. 〘 名詞 〙 安心して眠ること。また、心を高尚にして世俗のわずらいを避け、山野に隠居すること。
    1. [初出の実例]「想応高臥多疎懶。不啣花百鳥来」(出典:了幻集(1392頃)和韻天祐和尚)
    2. [その他の文献]〔晉書‐謝安伝〕

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普及版 字通 「高臥」の読み・字形・画数・意味

【高臥】こうが(かうぐわ)

志を高尚にし、世を避けてくらす。〔晋書、隠逸、陶潜伝〕嘗(かつ)て言ふ。夏閑なり。北の下に高臥し、風颯(さつ)として至る。自ら謂(おも)へらく、羲皇(ぎくわう)(太古の王)上の人なりと。

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