高良玉垂神社(読み)こうらたまたれじんじや

日本歴史地名大系 「高良玉垂神社」の解説

高良玉垂神社
こうらたまたれじんじや

[現在地名]大刀洗町本郷

陣屋じんや川右岸の馬場ばば鎮座祭神は武内大臣・応神天皇・底筒男神・中筒男神・表筒男神・菅原神。旧郷社。建久元年(一一九〇)筑前国の原田種直の子三原種朝が三原みはら城に入城するにあたり、筑前筥崎宮に勧請されていた高良宮より分霊を勧請、高良新宮と称して同城内に守護神として祀ったという。延元元年(一三三六)子孫の三原種昭が足利尊氏の武将仁木義長の攻撃で兵火にかかることを避けて現在地に移し、相殿に八幡神・住吉神を合祀したという。以後三原氏代々の守護神として祭典も盛んにし、神幸祭が始められたが、天正一四年(一五八六)島津勢の侵入で神殿が破壊されたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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