デジタル大辞泉 「髫」の意味・読み・例文・類語 うな‐い〔‐ゐ〕【×髫/髫=髪】 《「項うな居い」の意か》1 昔、7、8歳の童児の髪をうなじのあたりで結んで垂らしたもの。また、女児の髪を襟首のあたりで切り下げておくもの。うないがみ。2 髪形を1にした童児。幼い子供。「よんべの―もがな」〈土佐〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「髫」の読み・字形・画数・意味 髫15画 [字音] チョウ(テウ)[字訓] たれがみ[説文解字] [字形] 形声声符は召(しょう)。召に迢・超(ちょう)の声がある。〔説文新附〕九上に「小兒の垂るる結(かみ)(髪)なり」とあり、幼年のときを垂髫、乳歯のおちる時期を髫(ちようしん)という。[訓義]1. たれがみ。2. たれかみのとし、うない。[古辞書の訓]〔新字鏡〕髫 女佐之(めさし)〔和名抄〕髫髮 宇名井(うなゐ)。俗に垂髮の二字を用ふ 〔名義抄〕髫 モトトリ・メサシ[熟語]髫丱▶・髫歳▶・髫歯▶・髫児▶・髫▶・髫穉▶・髫童▶・髫年▶・髫髪▶・髫辮▶・髫齢▶[下接語]玄髫・初髫・髫・垂髫・双髫・童髫・撫髫・髦髫 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報