普及版 字通 「鬟」の読み・字形・画数・意味


23画

[字音] カン(クヮン)
[字訓] みずら・わげ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(かん)。玉環。まるくわげた髪をいう。〔説文新附〕九上に「髮を(むす)ぶなり」とあり、わげにして巻くことをいう。結びあげたものを髻(けい)という。

[訓義]
1. みずら、わげ。
2. その髪型の女、はしため。
3. 遠山稜線が似ている、山の形、色あいをたとえていう。

[古辞書の訓]
名義抄〕鬟 モトトリ・ミヅラ

[下接語]
鬟・娃鬟・鬟・雲鬟鬟・花鬟・歌鬟・華鬟・蛾鬟・嬌鬟・暁鬟・傾鬟・髻鬟・香鬟・高鬟・山鬟・斜鬟・柔鬟・小鬟垂鬟翠鬟青鬟・仙鬟・双鬟・黛鬟・桃鬟・螺鬟・両鬟・緑鬟

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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