精選版 日本国語大辞典 「鬢糸」の意味・読み・例文・類語 びん‐し【鬢糸】 〘 名詞 〙 鬢の毛が薄くなり白くなること。また、その毛。[初出の実例]「風流独愛二樊川子一、禅榻茶烟吹二鬂糸一」(出典:蕉堅藁(1403)読杜牧集)「此世に長生をたもつ美人、鬢糸(ビンシ)をまぬかれず」(出典:浮世草子・男色大鑑(1687)三)[その他の文献]〔杜牧‐題禅院詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「鬢糸」の読み・字形・画数・意味 【鬢糸】びんし びんの乱れ髪。唐・白居易〔久しく韓侍郎を見ず、戯れに四韻を題して以て之れに寄す〕詩 靜吟、夜に乖(そむ)き 、時曠(むな)し (ま)た愁ひの處を同じうするり 春風、鬢絲に滿つ字通「鬢」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報