鬼高遺跡(読み)おにたかいせき

精選版 日本国語大辞典 「鬼高遺跡」の意味・読み・例文・類語

おにたか‐いせき‥ヰセキ【鬼高遺跡】

  1. 千葉県市川市にある遺跡。古墳時代後期に属する鬼高式土器の標式遺跡。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「鬼高遺跡」の解説

鬼高遺跡
おにたかいせき

[現在地名]市川市鬼高一丁目

昭和一二年(一九三七)に杉原荘介・佐藤吉彦によって調査され、古墳時代後期の標式土器となった鬼高式土器が出土した遺跡として知られる。標高二・七メートルの沖積地に立地する遺跡で、木杭の散布地帯と半月状の貝塚とによって構成され、杭上住居あるいは漁労に関係する祭祀遺跡と考えられている。土玉や大型の管状土錘など多くの土錘が出土しており、この土錘を報告では魚鱗・魚骨の多さとともに生産様式を語る重要な遺物とし、当遺跡を漁労を生産の中心とした古墳時代の遺跡と指摘している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む