魔道(読み)マドウ

デジタル大辞泉 「魔道」の意味・読み・例文・類語

ま‐どう〔‐ダウ〕【魔道】

悪の世界悪魔のようなやり方。邪道
仏語欲界うち、悪魔の住む世界。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「魔道」の意味・読み・例文・類語

ま‐どう ‥ダウ【魔道】

〘名〙
① 悪の世界。悪の道。悪魔のような悪い行為。
平家(13C前)三「取奉て魔道へこそゆかんずらめ」
② 仏語。欲界第六の他化自在天をいう。天子魔の住む世界。または悪魔のたぐいが住む世界。
※栂尾明恵上人伝記(1232‐50頃)下「人間一生の中には解行相応せず、先づ破戒の罪の方重きに依りて魔道に入れり」 〔首楞厳経‐六〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「魔道」の読み・字形・画数・意味

【魔道】まどう

魔界

字通「魔」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android