他化自在天(読み)タケジザイテン

大辞林 第三版の解説

たけじざいてん【他化自在天】

〘仏〙
六欲天の中で最上の天。この天に生まれた者は他の天の者が作ったものを自在に自己の楽として受けとる。魔天。他化天。第六天。
胎蔵界曼荼羅外金剛部院にある一尊。

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精選版 日本国語大辞典の解説

たけじざい‐てん【他化自在天】

〘名〙 仏語。六欲天の一つ。欲界六天の最上位で、ここに生まれた者は他の楽事を自由に自分の楽事として楽しむことができるとする境界。また、この天は魔王の住所ともされる。自在天。他化天。化他天。第六天
※法華義疏(7C前)一「従四大天王以下。列欲界第一天。従自在天以下。列第五化楽天。大自在天。列第六他化自在天。略不第三淡摩天。第四兜率天」 〔法苑珠林‐五〕

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