鮎沢信太郎(読み)アユザワ シンタロウ

20世紀日本人名事典 「鮎沢信太郎」の解説

鮎沢 信太郎
アユザワ シンタロウ

昭和期の地理学者 横浜市立大学教授。



生年
明治41(1908)年7月4日

没年
昭和39(1964)年5月18日

出生地
東京府西多摩郡小宮村(現・東京都あきる野市)

学歴〔年〕
日本大学文学部史学科〔昭和7年〕卒,東京文理科大学史学科〔昭和11年〕卒

学位〔年〕
文学博士(東京文理科大学)〔昭和29年〕

経歴
日大附属第三中学校に勤めながら東京文理大を昭和11年に卒業、14年同附属中学主事、19年日大助教授、24年教授。25年横浜市立大学教授。その間22年から小宮村村長を2年務めた。古地図の収集と地理学史の研究に打ち込み、29年「マテオ・リッチの世界地図に関する史的研究」で文学博士。著書に「東洋地理思想史研究」「鎖国時代の世界地理学」「新井白石の世界地理研究」「鎖国時代日本人の海外知識」「漂流」「山村才助」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鮎沢信太郎」の解説

鮎沢信太郎 あゆざわ-しんたろう

1908-1964 昭和時代の地理学者。
明治41年7月4日生まれ。昭和22年東京都西多摩郡小宮村(あきる野市)の村長。24年日大教授,25年横浜市立大教授。古地図を収集し,それらの地理学史の研究に従事した。昭和39年5月18日死去。55歳。東京出身。東京文理大卒。著作に「東洋地理思想史研究」「漂流」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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