鮎田村(読み)あゆたむら

日本歴史地名大系 「鮎田村」の解説

鮎田村
あゆたむら

[現在地名]茂木町鮎田

青梅おうめ村の西方三坂みさか村の南に位置し、さか川の支流鮎田川が流れる。村の北部を水戸と茂木を結ぶ往還が通る。中世には茂木保を構成する一村で、承久四年(一二二二)二月二一日の茂木知基譲状写(茂木文書)によって知宣に譲られた。当村はその子知盛に譲られる時に女子分を除かれている(正嘉二年一二月二日「将軍家政所下文」同文書)。この後は応永一一年(一四〇四)まで茂木氏嫡統に相伝された(嘉元元年一一月二六日「心仏茂木知盛譲状写」同文書など)。南北朝期に願西がんせい寺という寺院があり、茂木知貞の子種阿弥陀仏がいた(文和二年六月一〇日「明阿茂木知貞置文写」同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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